20230216

こんにちは。しばらく期間が空いてしまいましたことを許してください。

毎度のことながら、特にこれといったトピックはありませんが、最近の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

 

先週、オーロラを見に行きました。
短い滞在期間で見れるか心配でしたが、この目でしっかりと!見ることができました!!
綺麗という言葉でしか形容できないのがもどかしいくらい、壮大で感動的でした。
言葉でも写真でも残せない、その場でしか味わえない景色でした。

変な言い方になりますが、この旅を通して、自分って生きてるんやなぁとしみじみ感じました。
というのも、普段感じることのない感覚を味わい、大自然というものを、身をもって実感したからだと思います。オーロラはもちろんですが、まず星空がすっごく綺麗でした。
星ってこんなに見えるん?!っていうくらい、まさに満天の星空が広がっていました。
バンクーバーよりも、私の地元よりも、空が広くて雄大でした。

また、今までに経験したことのないような静寂を味わいました。ロッジの目の前は森、山が一面に広がっていて、たま〜に遠くで聞こえる飛行機や車の音を除けば、そこはまさに静寂の世界でした。静か過ぎて怖くなるくらいに、無音の空間が広がっていました。

普段、家で静かにすると言っても、近所の生活音、車の音、人々の話し声などが絶えず聞こえるので、完全に音から解放されることって中々ないと思うんです。なので今回、完全なる静かな空間っていうものを初めて経験した気がしました。
そして、そんな大自然の中にぽつんと立っていると、自分がとても小さな存在に思えました。

こういう非日常を経験すると、日常でいかに自分が行き急いでいて、視野を狭めて生きているのかということを改めて認識できます。そういう意味でも、今回の旅は貴重な経験でした。せっかくなので、日頃から、心のゆとりをもって生きていきたいです。

平たい顔族の小娘たちが歩いとるわ〜みたいな目でジロジロ見られたり、飛行機の荷物でプチトラブルがあったりでしたが、それもまた思い出ということで(^^)

 

 

オーロラのお話はこの辺にしまして。最近読んだ本から、感じたことを記録程度に綴りたいと思います。

その本は、著者の実体験をもとにして書かれた、エッセイ本的なジャンルの本です。内容としては、著者なりに一生懸命、「普通」に生きているのですが、周りからは普通でない、普通の人のように生きてほしいと言われ続けて、「普通」の意味や、普通に生きることを模索する、といった内容です。


たしかに、「普通」っていう言葉って、よく使うけれどその意味って案外多義で難しいし、言語化しにくいなぁと思いました。
私は多分いわゆる「普通の人」で、普通の人生を歩んできたと思うのですが、各人にとっての「普通」が存在するのだろうし、自分にとっての普通を、意図せずとも誰かに押し付けていることがあるのかもしれないと、ふと考えさせられました。
誰かにとっての普通は、他の誰かにとってはそうでないかもしれないし、そこに想像力を働かせることができるゆとりを持っていたいです。

アインシュタインも言ってましたよね、「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションだ」的なことを。この「常識」を「普通」って言葉に置き換えてもいけるんじゃないかなぁと。その人にとっての普通は、その人が18歳になるまでに身につけてきた偏見の堆積物に過ぎず、したがってそれが絶対的なものではない、そう考えるだけで、自分と違う考えや行動の人に対して、「いや、普通はこうするやろ?」的な小さな怒り・疑問・違和感とかが、少しは解消されるんじゃないかな〜って思いました。


ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。そこのあなたにハッピーなことが起こりますように!!!

 

ゆいな